私は動物を飼ったことがないんです。
そして、動物に好かれるタイプの人間ではない。
動物に好かれない上に、人間の赤ちゃんとか、子供とかにさえ、好かれる方じゃなかった。
赤ちゃんとか動物って、なんか、ヒトの本質みたいなのを見抜くんだと思う。
それで、一見、人当たりがいいが、実は偽善者である私は、それを見透かされていて好かれないんだ、と、真剣に思っていた。
けれど、子供を産み育てたあと、そして自分が年老いて来てから、それがちょっと変わった。
赤ちゃんのことが、正直に素直に、可愛いと思うようになった。
それとおなじくらいの頃から、犬や猫もカワイイ!と思うようになった。不思議なんだけど。

カワイイ。
月に一度出かけている、張り子の先生のフランクくん。
なんというか、好きな気持ちというのは、空気に乗って、自分から外側にユラユラと、はみ出るみたい。
それは、赤ちゃんや動物じゃなくても、ヒトでもモノでも、きっと、「好き」とういう強いエネルギーは、隠そうと思っても外に出ちゃうんだよね。
そうやって、好きな気持ちが溢れちゃって、お互いに伝わり合うというのは、いいモンだよネ。
そういう人に出会うと、気持ちのキャッチボールができたみたいにうれしくなるよネ・・・。
